フランスパンにクープを入れるのはボリュームを均等に出すため

ご覧いただきありがとうございます。


大宮パン教室 西村きみこです。


フランスパン作り初心者さんで、クープを入れるのはなぜ?と疑問に感じていらっしゃる方はいませんか。


クープとは「切り込み」を意味するフランス語です。


フランスパンのようにリーン(材料がシンプル)なパンは、油脂の入ったパンに比べて生地ののびが大人しいです。


フランスパンにクープを入れる理由のひとつは、ボリュームを均等に出すためです。


表面に切り込みを入れることで生地の張りが切り込み部分で断ち切られ、熱が入った時にその部分が開いて生地がボリュームよくのびるのを助けます。


切り込みを入れたところは、湿り気のある内側の生地が表面に出るので伸びやすいのです。


油脂の入ったパンに比べて生地ののびが大人しいので、クープを入れてボリュームを出すイメージ。


また焼成時に生地の内部が熱膨張して膨らんでいく時に、切り込みから圧を逃して綺麗な形にもなりやすいですよ^^


クープを入れる作業ひとつにも意味がる!って分かると楽しみが増えますね^^


パン作り楽しみましょう!!


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大宮おやこパン教室 きみパン

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